子供、選手は誰を信じればいいのか
子供は誰を信じればいいのか。。。
こんにちわ。
今日は指導される子供たちの多くが突き当たる悩みについて書かせていただきます。
少年野球チームには多くの指導者がいますよね。もしかすると選手の父親も指導者として参加している事もあるかもしれません。
親御さんは野球から帰ってきた子供にこんなことを言われたことはありませんか?
「●●コーチはこう言ってたのに☆☆コーチはこう言ってるからどっちに従えばいいかわからない」
そうです。同じチームに所属していても指導の仕方には少し違いが生まれてくることがあります。
チームで指導方針を決めるのが一番いいのですが、どうしてもたまにしか来ない指導者がしゃしゃり出てきて自分の考えを教えてしまうんですよね。
寄りにもよってこのような指導者はベテランの高齢指導者が多いです。
子供はそんな指導者でも指導者のひとりですし、ベテランだと知っていれば余計に従わなければ、と思ってしまいがちです。
たとえそれがチームの指導方針と違っていてもです。
だって子供には指導方針なんてわからないんですから。
おっと、先に指導方針とは、というのを説明します。
指導方針というのはもちろん、こうやって指導していきましょう、というものですが、選手全員に言えること、を意見で固めておくのは当たり前。
その中で、この子にはこういう様な振り方だと遠くに飛ばないからこうさせましょう、と言った個別の指導方針を固めなくてはなりません。
別に固めなくても普段の練習風景を見ていたら誰がどう教えているのかわかりますから口に出さなくてもいいんですけどね
話に戻ります。だったら誰に従えば良いのか、ですね。
それは子供が教えられたことをやってみて、一番しっくり来た人の指導に従えば良いと思います。
なら指導方針もクソもねえ!と思うかもしれないですが、そもそも、子供の体はみんな同じように作られているわけではないんです。
背が大きな子もいれば小さな子もいます。
同じ教え方をするとどちらかが窮屈することになりますよね。
だったらどうするか。
さっきも申しあげましたが
『子供が教えられたことをやってみて、一番しっくり来た人の指導に従えば良い』
指導方針は言わば指導者の知恵の結晶。
しかし、その知恵の結晶は完ぺきではないです。
もしかしたら、結晶の欠けた部分をそのしゃしゃり出てきた指導者の一言が埋めるかもしれません。
すいません、わかりにくかったかもしれません。
簡潔に流れで説明をすると、
教えられた、ということは原因がある。そのままでは改善しないので何かを取り入れる必要がある。
なら、このしゃしゃり出てきた指導者に教えられたことをやってみよう。
ここで分岐点です。
1:実際にやってみて、前よりもどこか改善されている。
なら続けよう。。。。ここで万事解決ですね。
うまくいっているのに他の指導者はやめろとは言いません。
2:実際にやってみて、前と変わらない、もしくは悪くなっている。
ここで浮上する問題が2つ。
1つ目は、教えられたことをその通りにできていない。
2つ目は、自分に合っていない。
※教えられたことをその通りにできていない。
これならばその教え方をした指導者からできていない、とさらに指導が入ると思います。
※自分に合っていない
これならば、指導方針の中心にいる指導者から指導が入ると思います。
何が言いたいのかというと、何でも選手は言われたら取り入れてみる!
この状況で一番やってはダメなことは誰にも従わないこと。
なぜなら、どこかしら違和感があるから指導者は指導しているのです。子供たちをたまに見に来た人が見ると、普段見えないものが見えるケースもあります。
本当に誰に従ったらわからない、というならば、自分が一番この人の指導があっている、と思う人に相談するのが一番の解決法です。
ではでは失礼します。